Mozilla Thunderbirdでメールを送信すると、意図せず本文が自動的に改行されてしまうことがあります。この現象は、URLを貼り付けた際に受信者が意図しないリンク先にアクセスしてしまったりする原因となり、問題になることがあります。設定エディタでmailnews.wraplength
を0
に設定すると、勝手に改行されないようになります。
目次
自動改行を防ぐための設定:mailnews.wraplengthとは?
Thunderbirdでは、送信するメールの行の長さを制限する設定があり、これが自動改行の原因です。この設定はmailnews.wraplengthというパラメータで制御されており、デフォルトでは半角72文字で自動的に改行されるように設定されています。これを変更することで、自動改行を無効にすることが可能です。
mailnews.wraplengthを0に設定する手順
自動改行を防ぐためには、以下の手順でmailnews.wraplengthを0に設定します。
STEP
Thunderbirdを開きます。
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右上のメニューボタンをクリックして「設定」→「設定エディタ」を選択(一番下までスクロール)します。
STEP
「設定エディタ」内で「mailnews.wraplength」と検索します。
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見つかったパラメータをダブルクリックして、値を「0」に変更します。
STEP
メニューバー(画面左上マークの右側)でThunderbirdをクリックし、表示されるメニューから「終了」を選択します。Windowsなら画面右上の×ボタンをクリックします。
STEP
Thunderbirdを開きます。
これで、メール送信時に自動改行されなくなります。
設定後の動作確認
設定を変更した後は、メールを送信して、改行がされなくなったかどうかを確認しましょう。長いURLを本文に貼り付けたりすると、確認しやすいです。